妙覚寺(みょうかくじ)
左の灯籠の根本を少し掘ると「神父の靴の部分」が現れる |
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『由来・いわれ』 日蓮宗中山法華経寺の末寺であり、天正十四年(1586)に創建され、山号は正覚山、開基は心了院日通上人である。 『歳時・みどころ』 境内には東日本では大変めずらしい、キリシタン信仰の遺物であり、房総にただ一基の「キリシタン燈籠(とうろう)」がある。 燈籠の中央下部に舟形の窪み彫りがあり、中にマントを着たバテレン(神父)が靴をはいた姿が彫刻されている。(靴の部分は地中に埋められている) 戦国時代の大名古田織部の剣豪であったといわれ、別名を織部燈籠(おりべとうろう)という。 |