鶯の郷
の
杉篁庵の名に寄せて
房州の里山の続く地にある庵の裏山は、
杉と竹林が相半ばし、その前に田園が街道に沿って開け、
春から夏にかけては鶯が囀り続けている。
隠居して、この地に茶室を得て、杉篁庵と名付けた。
その名にちなんだ詩句を集め、庵の紹介に換える。
朝霧やおちこち鳴ける音
ね
も白し
杉篁庵主人
漢詩・和歌・俳句
+「ウグイス」について
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